
こんにちは。うらら先生です。
Excelの表を印刷する際に、「あと少し小さければ、1ページに収まるのに‥‥」と思ったことはありませんか?
今回は、そんな悩みを解消し、表を上手に1ページに収めて印刷する方法をご紹介します。
サンプルとして、40人分の成績表を印刷してみましょう。(成績表40人分 セル幅を細くシートを使用)
初期設定の「拡大縮小なし」のまま印刷すると、シートが2ページに分かれてしまいます。
あと少し行を詰め込めば、1ページに収まりそうです。

すべての行を1ページに収める方法
- 印刷設定の「拡大縮小なし」を「すべての行を1ページに印刷」に変更してみましょう。
- 行全体が1ページ内に収まるように自動的に縮小されます。
ただし、このままだと印刷結果が左上に寄ってしまい、見栄えが良くありません。
余白の調整方法
- 印刷の設定画面で[ページ設定]をクリックし、[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブを開きます。
- [ページ中央]の[水平]にチェックを入れ、OKボタンをクリックします。
これにより、シートの内容が水平方向で中央に配置されるようになります。
必要に応じて、余白も微調整しましょう。
今回は、縦方向にはすべての行を1ページに収め、水平方向は中央に配置する方法を試しました。
列が複数ページにわたる場合は?
また、行と列の両方を1ページに収めたい場合は、「シートを1ページに印刷」に変更します。
ただし、縮小しすぎて文字が読みにくくなる場合があるので、無理に詰め込みすぎないよう注意してください。
いかがでしたか?
少しの設定変更で、表をきれいに1ページにまとめて印刷することができます。
複数ページに分かれてしまう場合でも、行だけを1ページに収める、列だけを1ページに収めるといった工夫をするだけで、見やすさが格段に向上します。
また、複数ページになる場合は、ページ番号の挿入や印刷タイトルの設定など、これまでにご紹介した機能と組み合わせて、上手に印刷していきましょう。